ある日ふと鏡を見たら、こう思った。
「ん?…なんか、顔が下がってない?」
そう、重力。
あのニュートンが発見したあれ。
りんごを落とすだけじゃ飽き足らず、
我々の顔面にも容赦なく効かせてくる。
これが40代以降、
顔が“じわじわ南下”してくる理由の一つだ。
でも、本当にそれだけだろうか?
たるみの真実を解説するね!
◆ 真犯人は“人生の姿勢”だった
顔のたるみは、単に老化のせいじゃない。
あなたがこれまで背負ってきたストレス、疲労、睡眠不足、我慢、自己否定。
それ全部、顔に出てます。
特に、こんな人は要注意:
- 猫背気味で、PC作業中心の生活
- 歯を食いしばるクセがある(気づいたら奥歯ガッチガチ)
- 自分の顔を鏡で見るのがイヤで避けてきた
- 運動は…最後にしたのは中学の部活です、みたいな人
これ、骨格がゆがんでます。筋膜が縮んでます。リンパも滞ってます。
つまり、顔のたるみ=全身の生き方の結果なのだ。
◆ 骨格と筋膜、そして姿勢が顔を引き下げる
ちょっと理屈っぽくなるけど、ここ大事。
- 骨格がゆがむと → 筋肉のバランスが崩れる
- 筋肉がアンバランスだと → 皮膚が下がる
- 姿勢が悪いと → 顔の皮膚が常に“前に引っ張られる”状態に
- そこに重力がのっかると → 顔面崩壊、完了
つまり、
「顔だけマッサージしても変わらない!」って思ってたの、正解。
悪いのはあなたじゃない。方法が間違ってただけ。
◆ 自虐の笑いに逃げたくなる気持ち、わかる
「いや~顔やばいでしょ~」
「老けた?それな、それな。まじで下がってる、顔面引力系~」
…うん、それもうやめよう。
自虐は一時的な逃げ場にはなるけど、
「自分の顔を丁寧に扱うこと」から、ますます遠ざかる。
そして不思議なことに、自虐を繰り返すと、本当にそういう顔になっていく。
悲しいかな、脳は“主語を理解しない”から、
自分に向けた毒舌も全部、「これは真実です」って受け取っちゃうのよ。
それならいっそ、顔も心も“逆引力”で持ち上げてこう。
◆ これから始めるのは「重力への反逆」
この本で伝えていきたいのは、
自分を責めない・でも放っておかないという絶妙な立ち位置で、
見た目のたるみと向き合う方法。
- 顔のリフトアップは、首・肩・姿勢から始まる
- 整体的なアプローチで、土台から変える
- 忙しくてもズボラでもできる、“3分で効く習慣”を作る
何より大事なのは、
「顔のせいにしない」こと。
あなたの顔が下がったのは、ちゃんと理由がある。
それを知ったら、もう責める気なんか起きなくなる。
そして、変える道もちゃんとある。
顔はまだ、引き上がる。
あなたの人生も、まだまだこれから。