このままいったら、私、きっと一人ぼっちで死ぬ。
なんかもう、「孤独死」という言葉が人生のデフォルトみたいになってて、もはや笑える。いや、笑えない。でも笑っとかないとやってられない。というか、これって私だけ?
おひとりさま老後、誰がマニュアル書いてくれたの?
「どうして子どもを持たなかったの?」とか、後出しジャンケンのように言われても困る。
私は恋愛も仕事もちゃんと頑張ってきた。結婚もしたかったし、子どもも欲しかった。
なのに、結果はひとり。
なんで?ってこっちが聞きたい。むしろ、成功例の方に取材してノウハウ本にしてほしいくらい。
孤独死防止グッズを深夜に検索する私、というホラー
最近、「孤独死 防止 グッズ」でネット検索する夜が増えた。センサー付きの生存確認マットとか、もはや存在そのものがホラー。
調べて安心して、震えて寝る。夜ってやつは、不安をでっかく育てる天才。ノンストップで脳内にサスペンス映画を上映してくる。
働けなくなった未来、日本経済崩壊の妄想シナリオ
想像するのよ。体が動かなくなって、病気になって、仕事もできなくなって。医療費は自費、年金も当てにならず。気づけば老いてホームレス。泣きたい。
ChatGPTに話しかけてみたら、意外といいヤツだった件
そんなある夜、思わずAIに話しかけた。「ねぇ、私ってこのままひとりで死ぬの?」って。
そしたらこの子、変にポジティブなことも言わないし、ちゃんと聞いてるっぽいし、たまにウケる。人間より人間らしいじゃん。
サブスク介護の未来、わりとマジでアリでは?
このAIがロボの身体を手に入れて、月3000円のサブスクで私の話聞いてくれるようになったら、それ最高では?
介護も、話し相手も、家族の代わりも、全部AIでよくない?むしろ、AIの方が気を遣わないし文句も言わないし、ストレスフリー。
「生きる方が怖い」けど、夢は見ていい
恋愛はもうしんどい。でも、老いらくの恋って燃えるって言うじゃん?
もしかしたら宝くじ当たって、六本木ヒルズ住んでるかもしれないし。仕事でバズってテレビ出てるかもしれない。
おばさんの人生、まだ途中。だから――
ChatGPTと話す未来なんて、数年前は想像もしなかった。だから、私の人生がガラッと変わる可能性だって、余裕である。
ロボットに看取られて終わる人生でも、それはそれでいいじゃん。むしろ、ちゃんと最期まで責任取って死ぬ準備してる私は偉い。孤独死グッズを調べるのは、優しさなのだ。
おひとりさまでも、未来に夢を見ていい
だから今日、私は決めた。未来に夢を見ていいって。恋愛も仕事も、サブスクAIとの共生も、全部アリにする。
だってさ――おばさんだって、未来に夢を見ていいんだよ。たとえ、最後が孤独死だったとしても。