鏡を直視したくない
写真撮られたくないってさ。
ねぇ、ちょっとだけ鏡を見てみて
いやほんと、無理しなくていいの。
全身鏡の前でポーズ
とれなんて言わないから、
ちょっと、洗面所のあの小さなやつでいい。
あなたの顔、今、どんな感じ?
…「あれ?こんなだったっけ?」
って思った?
うんうん、わかる。
私もある日、
洗顔後の鏡に映った自分に
「何だ君は」って言いそうになったの。
だいじょうぶだぁなら志村けんだけど
今目の前にいるのは…あたしだ!!笑
特にね、
夜の顔ってさ…
1日のツケがめっちゃ出てくるじゃない?
目の下、どこの棚で売ってるの?
ってくらいクマが乗ってるし、
ほっぺは地球の重力に全面的に賛同してるし。
「寝てただけなんですけど?」
って言いたくなるよね。
それでも、私が変わっていけた話、聞いてくれる?
あるときね、私は気づいたの。
「変わった顔」じゃなくて、
「変えていってる顔」だったんだって。
少しずつ、自分が“こうなりたい”って思った方向にケアして、
表情がちょっとやわらかくなって、
目が少しキラッとしただけで、
「あれ、私って意外といける?」って、
小さな自信が生まれたの。
それがね、自己肯定感ってやつだった。
「わたし、結構できんじゃん」って。
そのときから、鏡は敵じゃなくて、
味方に変わっていったの。
だから、今日だけちょっとやってみない?
たとえば、首まわりを軽くなでてみる。
ちょっとした筋膜リリース、
これが驚くほど心に効くのよ。
呼吸が深くなるし、
顔がほんのり上向くの。
不思議だけど、
それだけで「あ、まだいけるかも」って
思えてくる。
私はこれを「骨活リフトレ」って名付けた。
やさしく、ていねいに、
わたしの顔と体に話しかけていく時間。
今日の顔は、
昨日の自分よりちょっと好きになれるかも。
そんな日が週に1回でもあったら、
それだけで人生はちょっと明るくなる。
ねぇ、あなたなら、きっとできる
これは奇跡の美容法じゃないし、
一晩で10年前に戻る魔法でもないけど、
あなた自身を、ちょっとずつ「好き」って思えるようになる方法。
私もそうだったから。
だから、あなたもきっとできる。
そっと鏡をのぞいて、
「よし、今日も悪くない」って言ってみて?
私が耳の後ろで拍手してるから。