今や情報過多の時代に、
美容情報も色々あって、ごった煮状態。
眉唾ものもたくさんあるし
嘘ではないけど過大広告!?もある。
たるみを解消したいオバ、乙女達は
刮目せよ!!
はじめに
「ごま油が美容に効くって?骨まで潤うって?マジで特殊部隊かよ!」
え!?で
「50代のたるみにいい、うるおう!?」
と、疑い深さでは右に出るものがいない
WARAE先生
SNSで飛び交う“骨まで潤う”と
の大合唱を聞いた瞬間、
思わず箸を休めてモニター凝視。
だって、骨に油が染み込むなら、
もう私、火鍋の具ですよ。
そんな“夢の侵攻作戦”が本当に成り立つのか、
科学の銃口を向けて徹底チェックしてみました。
太白ゴマ油のウワサ
- 「これ塗ったら骨まで潤った!」
- 「髪が逆立つくらいツヤツヤ!」
- 「足の指が一本一本ダンスを踊り出す!」
…いやいや、火鍋の具じゃないんだから。
SNSではこうした誇張投稿が飛び交い、
見るたびに
「ちょっと待て、そのキャッチコピー、要するに“ゴマ油万能説”ってやつか!」
と突っ込みたくなるレベル。
でも、油断大敵。
次はその“骨侵攻説”を、
科学の名の下にボコボコにしてみましょう。
科学的根拠
塗るだけの場合
大前提。
ゴマ油の成分、特にセサミンは分子量が大きいので、肌からは簡単に吸収されません。
まるで重い荷物を持ったおっちゃんが細い道を通れないみたいなものです。
↓これは"たべた場合"ね
- 抗酸化&抗炎症のエースコンビ
太白ゴマ油にはリグナン類のセサミンやセサモリンがたっぷり含まれていて、これらが“細胞のさび付きを防ぐ”抗酸化作用や“赤く腫れるのを止める”抗炎症作用を発揮します。 - 骨芽細胞に“やる気スイッチ”ON?
さらに驚きなのが、セサミンが骨を作る骨芽細胞の分化を後押ししちゃう研究報告まであること。ただし、これはあくまでラット実験の話です。 - ラットさんは骨密度アップ
最近の実験では、ゴマ油を毎日摂取したラットで骨密度が上がり、骨形成マーカーが増え、骨吸収マーカーが減る結果に。動物モデルとはいえ、骨への間接的サポートを示唆しています。
→ まとめ:「骨まで潤う!」は大げさでも、間接的に骨の健康サポートには一役買ってくれるかも、という見立てです。
メリットもある
- 抗酸化パワーで全身イキイキ:リグナン類が細胞のサビを抑制し、肌や血管のコンディションを底上げ。
- 炎症ブロックで赤みサヨナラ:ちょっとした炎症を抑えて、肌トラブル緩和の手助けも。
- 保湿力は折り紙付き:食用だけでなくスキンケアオイルとしても肌にヴァターっと潤いを補給。
「骨まで潤う」ほどじゃないにしても、乾燥肌の救世主としては確かに使い甲斐アリ。ただし、「美の万能薬」扱いは禁物です。
効果0じゃないけど…
「ゴマ油を火鍋にドバドバかけて“骨まで潤った!”ってインスタに上げてる人、
多分本人が一番楽しいんですよね。
でも、過信して油まみれ飯を主食にしたら、
お腹は潤うかもしれないけど
骨が喜ぶかは別問題です(笑)。」
→ ポイント:あくまで “健康サポーター” として取り入れるのが正解。骨活のメインディッシュはカルシウムやビタミンD、それに運動!ゴマ油はあくまでも付け合わせです。
結論
太白ゴマ油、確かに抗酸化・抗炎症・保湿と、健康美容の手助けはしてくれる。でも「骨まで潤う!」はちょっとドラマチックすぎる。魔法のオイルをお探しなら、本棚のファンタジー小説に戻っていただいて、現実では骨活メニューを正攻法で攻めましょう。
それでも料理に使えば風味爆上げ、スキンケアに塗ればしっとり…だからこそ過剰期待は禁物。火鍋の具にならない程度に、ゴマ油の良さをほどよく活用して、骨も肌も喜ぶバランスライフを楽しんでくださいね!